セカンド・オピニオン

セカンドオピニオンと言う行為は、飼主さんに正しく理解されていない思う。

その最大の理由は、セカンドオピニオンと転院・転医を混同しているからでしょう。

飼主さんが、子の為に最善と思える治療を、

飼主さんと主治医との間で判断するために、

別の獣医の意見を聴く行為、がセカンドオピニオン。

つまりは、第2の意見を聞いた後は、次に主治医と話をするのが原則なんです。

その後、結果として、他の動物病院に行く事もあるでしょう。

初めから別の動物病院に行こうと思っているなら、それは転院・転医になります。

セカンドオピニオンをする飼主さんは、

診療経過や各種検査結果などを含む診療情報提供書と呼ばれる物を、

主治医に作製してもらう必要があります。

その情報を元に、求められた獣医は意見を言う事が出来る訳です。

しかし、今まで診療情報提供書の類を持って来られた飼主さんにお会いした事がないので、

多くの飼主さんは混同しているんだろうなぁと思っています。

ただ、獣医のほうも、主治医からの情報提供がない状況で意見を言うと、

飼主さんは、それがセカンドオピニオンと取るでしょうから、

理解してもらえない要因になるかもしれません。

意見を言う側になった場合には、真摯な対応を求められるのです。

飼主さんの情報だけで意見を言ってしまうと、

バイアスの掛かった意見になる危険性に、心しなければいけないのです。

 

20160929